摂取エネルギーが増えたが消費エネルギーが減った結果が肥満の増加です。
消費エネルギーと摂取エネルギー

人類は大昔から食べ物を求め、野山などで狩りをしたり、いろいろな場所を駆け巡ってきたという歴史があります。
充分な食料が毎日確保できるとは限らず、収穫がなくて、食べるのにも大変な日もたくさんあったのです。
そんな飢餓状態を生き抜いていくために、人類は余分なエネルギーを「脂肪」という形で皮下に蓄える仕組みを発達させてきました。
そして、文明の進歩により農耕や牧畜が出現し、食料の自給化、各種食料の獲得技術の確立と相まって、食料確保に対して費やす消費エネルギーが減少し、充分すぎる量となった食糧は、摂取エネルギーを増加させたのです。
消費エネルギーが減少し、摂取エネルギー増加したということで、
「肥満」というものが初めて生み出されました。
戦後から日本でも飽食化が進み、運動不足と合わせて肥満も増加しました。
肥満症は、前にも述べたように生活習慣病と深く関わっていますので、肥満の解消は、飽食社会での課題となっているのです。

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