自律神経と食欲中枢のメカニズム
食べたい気持ちをうまく調節するシステムである食欲中枢は、人間の脳の中の大脳辺緑系というところに存在しています。
大脳辺緑系というのは、人間の基本的な生命活動を支える、さまざまな機能を調節している部分です。
さらに言ってしまうと、食欲中枢はダイエットを考える上で除外することのできないもので、大脳辺緑系の中でも脳のほぼ中央にある間脳の視床下部という部位に接した位置にあります。
ここでできた「視床下部」は、自律神経中枢、内分泌系、免疫系という人間にとって非常に大切な役目を担う集合基地になっています。
この中でも、特に「自律神経中枢」は、食欲と深い関わりがあるのですが、どのようなメカニズムで出現しているのかを説明したいと思います。
食欲が出現するメカニズム
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類存在します。
体の各器官は、この両方が関わっていて、それぞれ相対する作用をしています。
「緊張」の時は交感神経が働き、「リラックス」の時は副交感神経が活動しているのですが、人間はリラックスしているときに、食欲が表れる仕組みになっていますので、副交感神経が活動しているときに出てくるのです。
ですから、理論上は副交感神経ではなく、交感神経を活動させれば食欲を抑制することができるのです。
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