玄米ダイエットをしてはいけない人

玄米ダイエットは白米を玄米に変えるだけの簡単なダイエット法ですが、玄米ダイエットをしてはいけない人もいます。結論から言うと、玄米ダイエットをしてはいけない人は貧血気味な人です。もし今現在貧血気味なら、玄米がさらに貧血を助長してしまうかもしれません。何故なら玄米にはフィチン酸という成分が含まれており、このフィチン酸が鉄分や亜鉛、カルシウムなどと結合してしまうため、ミネラルの体内への吸収を阻害するからです。貧血の原因は色々ありますが、多くは鉄欠乏症、つまり鉄分が不足することで引き起こされる貧血です。ですから玄米を食べると鉄分が不足しやすいので、貧血を引き起こすというわけです。一方でフィチン酸は発がん性物質と結合して、体外へ排出されるので、玄米が癌予防になる所以なのですが、デメリットもあるのですね。玄米が体に良いといっても、食べ過ぎると健康を害するのはこのフィチン酸が悪さをしているからといえそうです。もちろん玄米をたくさん食べても平気な人は平気なのですが、体質など個人差があるというわけです。そうはいっても玄米には元々ミネラルが豊富です。ミネラルはダイエットに必要な栄養素ですから、ダイエットをしたい方に玄米はおすすめなのです。なお玄米も発芽玄米にするとフィチン酸の含有量が減少するので、貧血の人でも食べやすくなります。玄米を発芽させるとフィターゼという酵素が発生するのですが、このフィターゼがフィチン酸を分解してくれます。このフィターゼは人間の腸にも存在する酵素なのですが、フィターゼを豊富に持っている人は玄米を食べても貧血になりにくいのです。発芽玄米は玄米よりも柔らかく、胃腸が弱い人でも食べやすいので、是非お試しください。